「キャリア・カウンセラー」ですが「コーチング」のスキルを習得するとどんなメリットがあるのでしょうか

キャリア・カウンセラーがクライアントに対して行うカウンセリング、コンサルティング、そしてコーチングの特徴は簡単にまとめると次のようになります。

「コーチング」スキル習得のメリット

 カウンセリングコンサルティングコーチング
対象精神的な問題を抱えている個人(健常者)個人も扱うがどちらかというと組織が主特定分野におけるパフォーマンス向上希望者・組織
目的個人の心理的安寧課題ごとのパフォーマンス向上特定分野のパフォーマンス向上
答えの所在クライアントの気付きコンサルタントの提案クライアントの気付き
ゴールクライアントの内面変化による行動変容の実現課題目標の達成クライアントの外面変化によるパフォーマンス向上の実現

キャリア・カウンセラーがコーチングスキルを習得すれば、クライアントの幅・守備範囲も広がり、ビジネスチャンスの拡大につながります。

キャリア・カウンセラーは他業界の業種・業務に関わったクライアントと出会いカウンセリングする折に、多くの苦しみ、企業内で話せない本音の不満を豊富に知っております。

また企業の中において管理職と従業員が、お互い持つ高度な“光る能力”に気づかず、その個人の“意欲を引き出せず”不満を募らせ貴重な宝を企業外に逃している生々しい実態を多く知る立場に有ります。

貴重な経験と知識を有しております。

コーチの技法を習得することにより、“従業員のやる気を引き出す”ことの出来る、企業内コーチを実践的に育てる手助けが出来ます。

またキャリア・カウンセリングとコーチングは表裏一体にあり、今までの活動の範囲を大きく拡大できます。

「社労士」や「経営コンサルタント」が「コーチング」のスキルを習得するとどんなメリットがあるのでしょうか

クライアント企業のマネジメントや人事・労務のエキスパートとして実務面からサポートするのが社労士や経営コンサルタントの仕事ですが、経営効率化のため、人事・労務管理全般に関する問題点を指摘・改善策を助言していくことも大切です。

しかし改善策を助言してもクライアントがその必要性に気付き真剣に取り組んでくれないと、成果に結びつくのが難しいものです。

そこで、コーチングスキルを活用してクライアント自らがよりよい目標に向かって進む意欲を引き出し、パフォーマンス向上を目指すクライアントと共に歩んでいくことが可能になります。

人は会社や自分の生活を守ることに奮闘してくれる社労士や経営コンサルタントに潜在的に心から感謝しております、その身近な人がコーチングの資格をお持ちになれば、さらに企業経営者や管理職に対して従業員のやる気を引き出す方法を伝授することが出来、大変意義深い総合的な支援が可能になります。

「キャリア・カウンセリング」に「コーチング」を応用するとどんな効果がありますか

リストラで「何で私が」というショック状態にある、あるいは長期にわたる求職活動で自信を喪失しているクライアントに寄り添いじっくり話を聞いていくカウンセリングは、クライアントの渇いた心に暖かい水を注ぎ込みます。

そしてそこからがコーチングです。

効果的な質問のスキルにより、クライアント自ら「何とかせねば」から「こうしたい、こうなりたい」と、夢と希望の実現に向けて力強く足を踏み出します。

コーチングにより、短期間で効果的にクライアントのモチベーションアップを図ることが出来ます。

コーチングを導入することで、クライアントが自分自身の能力と可能性を信じることが出来るようになり、将来への目標(キャリアビジョン)に対して前向きに取り組むことが出来るようになります。

目の前の求職懸案が解決すると、ついついその場に安住する傾向がありますが、コーチングの導入で、更なる向上を目指す新たな強いクライアントに生まれ変わらせることが出来るでしょう。

コーチング実践のイロハとして「GROWモデル」があります。

これは、「Goal:目標の明確化」、「Reality:現実把握」、「Resource:資源の発見」、「Will:目標達成の意志」をいいます。

キャリア・カウンセリングを行ううえで、大変重要なキーワードとなっています。

カウンセリング早期の段階で、GROWモデルの持ち出しは危険ですが、負のエネルギーの中にいるクライアントの将来イメージを創出するためには、我々が常に銘記しておかなければならないこと柄です。

コーチングのスキルを習得することによって、クライアントと「共に考える」共感型から、馬車(コーチ)に乗せ、「負から正」へ「自発的に」エネルギーを放出させることができるような共有型のカウンセリングへ転換できるはずです。

「メンタル・カウンセリング」に「コーチング」を応用するとどんな効果がありますか

現状の問題を引き起こしている過去の出来事やその原因を追及するのではなく、目標・将来像にフォーカスし、その実現に向けてともに語り合っていくことで、クライアントは物事の明るい面に目を向けるようになります。

コーチとともに行う協働的なコミュニケーション過程を通して、プラス思考と有言実行の習慣が身につき、本来持っている成長力、自己実現欲求をフルに活かせるようになります。

コーチングに「承認」というスキルがありますが、これは、相手を肯定的に受け容れ、心の言葉を相手にしっかりと伝えることをいいます。

人間には、元来「他人から認められたい」という心理的欲求をもっています。

承認は一歩間違えると「おだてる」ととられる場合がありますので、使う際には、正しい知識とそれを使う十分な訓練が必要です。

コーチング講座では「相手の強みに関心を持つ」承認のスキルを確実に習得させます。

このスキルは、クライアントの精神的な安定に結実させます。

是非、クライアントから心底信頼されるメンタルカウンセラーになっていただきたいと思います。

「認定エグゼクティブ・コーチ」の資格を取得すると、どのようなコーチになることができるのでしょうか

「コーチング」は、良く耳にしますが、部下管理教育の一つの手法だから私には関係ないと思っておられませんか?それは間違いです。

人は、人との関わりの無い中で、働き、生きて行くことは出来ません。

私たちが挑戦をし続ける日頃のスキルアップについても、その力を本当に活かすためには、人との効果的な関わりが不可欠です。

多様な価値観の人々が出現している今の社会では、これらを「コミュニケーション能力の向上」 「傾聴中心のカウンセリングスキル 」だけで解決しようとしても不十分です。

キャリア・ブレーンの「認定エグゼクティブ・コーチ養成講座」には、これらの問題を一気に解決するノウハウが秘められています。この講座を通して今までと違ったステージに自分を引き上げましょう、それによって、今貴方が持っている全てのキャリア・スキルのレベルも同時にスッテプアップします。

貴方自身が大きく変わります、そして貴方の周りも大きく変えることが出来ます。

この講座を受講し「認定エグゼクティブ・コーチ」になれば、上司・部下との会社での上下関係、親子関係、友人関係等でのコミュニケーションスキルが向上します。

そのスキルを意識的に駆使することができ、人との交流密度が深まるでしょう。

そして、対話を通じて相手の能力と可能性を最大限に引き出すことが可能となります。目標をイメージする、未来づくりにつながる質問等、クライアントとコーチが、日々交換し続けることが大切です。

これらの積み重ねが、クライアントの潜在意識を顕在化させることを可能とします。

実践にそく役立つ講義・実習内容により、ビジネス・コーチングやパーソナル・コーチングのプロとして稼げる専門家になることが出来ます。

個人のクライアントはもちろんのこと、企業や学校などでのコーチングセミナー講師、また複数のコーチを統括指導することが出来ます。

また、資格取得後のスキルアップ研究会や情報交換会など、独立開業に向けた支援体制も用意されています。